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百田尚樹「偽善者たちへ」の感想

百田尚樹氏の「偽善者たちへ」を読んでみました。

 


偽善者たちへ (新潮新書)

 

この国でマスコミや政治家などが発信する偽善ぶりをぶった切るという内容です。

「偽善者たちへ」は百田尚樹チャンネルのメールマガジンから偽善をテーマに絞って選び編集した本

「偽善者たちへ」は、有料個人サイトである「百田尚樹チャンネル」の会員向けに毎週配信しているという、ニュースに対する百田氏の解説を書いたメールマガジンから、偽善をテーマに絞って選んだものに編集を加えたもの。

読んでみると、世の中、偽善者ばかりがはびこっている気がして嫌になります。

「偽善者たちへ」の中で気になったニュース3選

「偽善者たちへ」の本の中で個人的に気になったものを3つ紹介します。

  • 大阪市長の英断
  • 脱獄する権利
  • 黒塗りと差別

大阪市長の英断の話

大阪市長の英断の話は、アメリカのサンフランシスコと姉妹都市であった大阪市が、姉妹都市提携を解消する意向を示した大阪市長(吉村市長)を、朝日新聞が批判したというニュースを取り上げたもの。

サンフランシスコ市が地元市民団体が寄贈した慰安婦像を公共物として受け入れる決議をしたことに対して、大阪市長が抗議の意思を示すために姉妹都市提携を解消。

これに対して朝日新聞は、吉村市長を批判。

そもそも慰安婦問題をややこしくしたのは朝日新聞。

「従軍慰安婦」というフェイク用語をばら撒いた朝日新聞の罪は重い 日韓関係はこれでこじれてしまった | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

批判する立場にあるのでしょうか?

確かに偽善っぽい。

脱獄する権利

松山刑務所大井造船所から受刑者が脱走した話ですね。

確か泳いで島から脱走したんじゃなかったっけ。

信じられない話ですが、今治市にある大井造船所で働く受刑者は、民間企業の社員と一緒に働いており、高い堀や鉄条網はないとのことです。

働けるのは模範囚とはいえ、刑期を全うしていない犯罪者ですからねぇ。近隣の住民は心配だったと思われます。

受刑者にも人権があるのは分かりますが、犯罪を犯す人は一般人と違います。

百田さんは刑務所が快適であってはならないと言っています。同意します。

黒塗りと差別

年末番組の「笑ってはいけない」で、ダウンタウンの浜ちゃんが、ビバリーヒルズ・コップのエディマフィーをイメージして黒塗りし、差別的表現だとクレームがはいり、問題となったニュースを取り上げた話。

この話、肌の色に対してそもそも差別意識がない人は気にしないんですよね。

なので差別意識がある人が気にする。

ただ、欧米での奴隷の暗い歴史があり、差別意識がないから気にしないと言う訳ににいかない。

歴史的に繊細な話なのでこの手の差別意識は気にしておく必要があります。

肌の色や人種に対しての差別意識がなくなるには百年以上かかるかもしれません。

「偽善者たちへ」のまとめ

「偽善者たちへ」には他にも気になる偽善のニュースがたくさん書かれていました。

  • 暴言市長の問題
  • 高校野球の偽善
  • 軍人差別
  • 女性蔑視と人権
  • ペットと有給
  • 中国に褒められたい人がいる
  • ライダイハンの悲劇
  • 共産党の差別
  • レクサスの女
  • ヤワラちゃん

などなど。

世の中には偽善が溢れているんですね~。

ただ偽善ってどうしようもない偽善もありますが、世の中には良い偽善もあります。偽善行為によって助かっている人もたくさんいるはず。

何もかも偽善と言って批判するのもどうかと思います。

人が助かるのであれば、偽善と思ってもやってみるのが世の中のため。



百田尚樹

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