Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)であずみきし氏の「死役所」が1~5巻まで読み放題でしたので、読んでみました。
まだ5巻ですが「死役所」の感想です。
「死役所」とは人が亡くなったらまず行く役所
「死役所」とは人が亡くなったらまず行く役所という設定。この「死役所」で手続きを踏んであの世に旅立ちます。
「死役所」にはいろんな死に方をした人の魂がやってきます。役所なので裁かれることはありません。日本では閻魔様に裁かれるというイメージですが、この漫画では「死役所」で手続きをするという設定になっています。
書類を書いてあの世に旅立ちます。亡くなってから49日の間に手続きを済ませないと「冥途の道」行きとなります。
49日というのが仏教の49日法要とリンクしてますね。
「冥途の道」は暗く、永遠にずっとこの道を歩くこととなり、生まれ変わることができません。なので死役所の手続きは絶対。
それぞれの人の人生を描いたのが秀逸
もちろんのこと、亡くなった人の死亡原因には寿命、病気、事故、殺害、自殺などなど、それぞれの理由があります。そして死亡するまでのそれぞれの人生があります。
その人それぞれの人生をコンパクトに短編のストーリーとして描かれているのが秀逸。読んでいて飽きません。
死役所の職員の謎がまた興味をそそられる
役所に訪れる人(魂)の人生も興味に尽きませんが、死役所の職員の謎人生にも興味がそそられます。
死役所の職員は、死刑囚で死刑執行された人という設定。なぜ死刑になったのか?みんな普通のいい感じの人なんですよね。漫画のメインの話とともに伏線として張られていてそこがまた面白い。
主人公と思われる死役所の案内職員「シ村」。ずっと微笑んでいますがある時スッと怒りの表情を見せる。なぜ死刑囚となったのか5巻まででは明かされておらず、ずっと気になっています。
まとめ
「死役所」は人生経験豊かな大人向きの漫画。
Kindle Unlimitedで5巻まで読み放題だったので、「死役所」を読み始めたもののハマってしまいました。6巻以上は有料。見事にAmazonの思惑に引っ掛かってしまいました。
ちなみにKindle Umrimitedは30日間無料(初会員の場合)です。
コメント