7月29日から上映中のジュラシック・ワールド3「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」。ずっと観たいと思いつつ、今回、やっと観ることができました。
ジュラシック・ワールドシリーズ、やっぱり面白い!
今回は、ジュラシック・パークの懐かしい面々も登場し、シリーズ最終話ともあって豪華なキャスト陣でした。
ジュラシック・ワールド3のあらすじ
話は前回からの続き。前回のジュラシック・ワールド2/炎の王国では、それまでは閉ざされた島にいた恐竜たちが大陸に放たれました。ジュラシック・ワールド2を観た時は、いやそれやっちゃったら・・・と心配していましたが、ジュラシック・ワールド3では、解き放たれた恐竜の伏線をその4年後設定として回収。
なんと、恐竜は世界中に生息。人間との共存が課題となった世界に変貌してました。
ジュラシック・ワールド版のメインキャラであるオーウェンとクレアの恐竜の保護活動を続けています。
そしてクローン人間として伏線を張られていたロックウッド(ジュラシック・パーク創設の協力者)の亡き娘から作られたクローンの少女メイジーが、オーウェンとクレアと一緒に暮らしています。
メイジーは14歳。クローン人間として世界中から注目を浴びており、世間とは接触せずにオーウェンとクレアに守られて暮らしているのですが、世間から遮断された生活の不満と反抗期も重なり、オーウェンとクレアに反発。
そんな中、不幸にもメイジーを狙う組織がメイジーを誘拐。オーウェンとクレアはメイジーの情報を得るため、恐竜を闇取引しているマルタ島へ。
一方、ジュラシック・パークで活躍したメインキャラも登場。
サトラー博士は巨大バイオテクノロジー企業バイオシンのある恐ろしい計画を知り、グラント博士に協力を求め、2人でバイオシンへ。そこにはマルコム博士も。
バイオシンでは自社の広大な敷地内に恐竜が暮らすサンクチェアリという保護地区があります。もう、嫌な予感しかありません・・・。
ジュラシック・ワールド3の設定に色々と無理を感じたがそれはそれでよいと思わせる圧倒的なエンタメ映画
ジュラシック・ワールド3の設定ではよくよく考えると色々と無理を感じました。
ジュラシック・ワールド3の世界では、結構寒そうな地域に棲んでいる恐竜もいるんですよね。果たしてこんな寒い場所で恐竜は生きていけるのか?草食恐竜については、実際に生きていた時代の植物種がガラリと変わっているので、餌は足りるのか?
この地球では絶滅が危ぶまれる生物が多い中、4年足らずで恐竜たちがこんなに繁栄する?
そもそも人間の住んでいる近くに恐竜が居たら怖すぎて外に出れません。ヒグマとかの比じゃない。いたら駆除されます。小さな生物、ブラックバスやブルーギル、ウシガエルは生態系を脅かすとして、日本では駆除されていることも多い。
とか難しいこと考えてもしょうがない。ジュラシック・ワールドには圧倒的なスケールの映像と演出で、そんな小難しいことは忘れさせてくれます。
特にマルタ島のバイクとアトロキラプトルのチェイスシーンはド迫力ですさまじい演出。ただあんなに猛スピードで長時間、長距離を走れるか疑問。馬でもこんなに長距離は走れません。
ティラノザウルスとブルーも健在
ジュラシック・パーク1から出演中のティラノザウルス(Tレックス)は今回も出演。実はジュラシック・パーク1のラストシーンでヴェロキラプトルと戦ったティラノザウルスがジュラシックワールドにも登場しているという噂があります。
今回も登場していたのでしょうか?
ジュラシック・パーク1のティラノザウルスには首に傷があります。ヴェロキラプトルと戦った傷。これが特徴。
ジュラシック・ワールド1では、この首に傷のあるティラノザウルスがインドミナスと戦っていました。ジュラシック・ワールド3に登場したティラノザウルスの首にも傷があるか探してましたが、よく分かりませんでした。
もしジュラシック・パーク1のティラノザウルスとしたらおよそ30歳?とすると、恐竜は意外と長生きですね。
ジュラシック・ワールド1から登場したヴェロキラプトルのブルー。ブルーも健在。子供も出来ていました。オオトカゲの遺伝子が組み込まれているブルーは雄がいなくても有精卵の卵を産むことができるらしい。ただこの寒い地で孵化するのか疑問ですが。
今回、ブルーの子供も誘拐されます。このブルーの子を奪還するのもオーウェンとクレアのミッション。
今回気になる恐竜としては、世界最大級の陸上肉食恐竜と言われるギガノトサウルスとテリジノサウルス、ピロラプトル。
ギガノトサウルスはティラノザウルスを圧倒。テリジノサウルスは手(指)がめちゃ長く不気味。肉食かと思ったら草食恐竜らしい。ギガノトサウルスとティラノザウルスが戦っているところに、装飾恐竜のテリジノサウルスが参戦するのですがなんで?
ピロラプトルは羽毛をまとったラプトル。なんと水の中をすいすい泳ぎます。鵜の祖先?
バイオシン社のCEO ルイス・ドジスンはジュラシック・パークにも登場
今回のボスキャラ、バイオシン社CEOのルイス・ドジスンはジュラシック・パークにも登場していたらしい。
バイオシン社はインジェン社のライバル企業という設定。バイオシン社CEOが実はジュラシック・パークでも登場していたとは興味深い。これが続きもの映画の面白いところ。
あと気になったのが、映画の序盤に出ていたフランクリン・ウェブ(ジュラシック・ワールド2にも登場)の隣にいた同僚が、ジュラシック・パーク1に出ていたデニス・ネドリーにめちゃ良く似てる。
ネドリーはジュラシック・パークを破滅に導いたシステムエンジニア。毒を吐くディロフォサウルスにやられてしまった人です。
ウェブの横にいた同僚は、実はネドリーの子供とか従妹とかいう設定だったりして。
まとめ
ジュラシック・ワールド3「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」はやっぱり期待通り面白かった。シリーズ通してすべて面白いという映画は少ないんじゃなかろうか。
今回のジュラシック・ワールド3がシリーズ最終話となるのがかなり残念。
ちなみに9月になったため「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の上映回数が減っているようです。映画館で観たいなら、早めにいくことをオススメします。
私の場合、字幕版を観たかったのですが上映時間の都合が合わず、字幕版を観ることができませんでした。
また「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は続きものなので、過去のシリーズをまだ観ていない方は、ジュラシック・ワールド1から、可能ならばジュラシック・パーク1を観ておくのがオススメです。
【映画】
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