12月24日に公開された「劇場版呪術廻戦0」。子供と観てきました。
内容もさることながら、アニメの映像が抜群に良かった。
これはヒットしそうな予感。
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漫画版呪術廻戦は5巻までしか読んでいませんが、十分に楽しめました。
ま、もともと人気漫画の映画化なのでそんな心配いらんでしょうけど。
それでは劇場版呪術廻戦0のレビューです。
劇場版呪術廻戦0は呪術廻戦のスピンオフ
呪術廻戦0は本編呪術廻戦のスピンオフのストーリー。
原作は芥見下々先生。週刊少年ジャンプで連載中で、漫画の単行本は18巻が出たばかり。
呪術廻戦は、呪いを呪術師が呪術でお祓いする話。呪いが妖怪っぽく描かれており、呪術師の人間離れした技(呪術)でその呪いと戦うというバトル漫画です。
呪術廻戦0は、すでに漫画の単行本では0巻として発売されています。
主な舞台は、呪術師の学校である東京都立呪術高等専門学校。
呪術廻戦本編では東京都立呪術高等専門学校1年生の虎杖悠仁が主人公ですが、呪術廻戦0では本編で2年生の乙骨憂太。
呪術廻戦0では、乙骨憂太が東京呪術高専1年に転校してくるという設定。
単行本5巻までに乙骨憂太は登場しませんが、名前はちょくちょく出ていて、主要なキャラであることを臭わせていました。
呪術廻戦0ではその乙骨憂太がなぜ呪術師となったのかが描かれています。
単行本5巻以降に乙骨憂太が登場するんでしょうけど、単行本5巻までしか読んでいなくても十分に楽しめました。
内容は、乙骨憂太に憑りついている強力な呪いが欲しい、特級呪詛師・夏油傑が、この呪いを奪うため、呪術高専を敵に回し、戦いを繰り広げるというストーリー。
特級呪詛師とは、日本に四人しかいない特級・呪術師の一人とのこと。要は超強い呪術師ってこと。
もう一人、無敵の呪術師と描かれている呪術高専の教師、五条悟も登場しており、夏油傑との絡みも見どころです。
ちなみに、夏油傑は「げとうすぐる」と読みます。こんな漢字なんや、と驚いたばかり。
まだ連載中である呪術廻戦で、こんな超ラスボス級の夏油傑を登場させて、どうなん?と思いながら観てましたが、これは後に続く伏線っぽい。
6巻以降も楽しみになりました。
エンディングロールの後に流れてくる場面もなんやら含みを持たせてますね。
子供に訊いたら、エンディングロールの後の場面は呪術廻戦の0巻では描かれていないそうです。
なので映画版はエンディングロール後までしっかり観ましょうね。
ちなみに、アニメの映像はかなりの秀逸。これまで観たアニメ映画の中でも素晴らしい映像でした。
このアニメーションはディズニーアニメでは描けない映像。日本アニメの真骨頂ですね。
呪術廻戦はありきたりのバトルもの漫画だがキャラが人気の秘密
はっきりいって呪術廻戦ってありきたりのバトルもの漫画なんですよね。
色んなバトル漫画の要素を詰め込んだような印象です。
ハンターハンターの要素あり、ナルトの要素あり、ジョジョの要素あり。ドラゴンボールも?
そこに呪いというテーマに、呪術と化け物を持ってきた感じ。
呪術師同士のバトルは正直人間離れしていて、どうなんかね?と疑問を持つレベル。
ただ個々のキャラクターの背景がきっちりと設定されていて個性的。いずれのキャラクターも暗い過去を背負っているらしく、それぞれを主人公として描いてもストーリーが成り立つような。
このキャラ設定が、呪術廻戦の魅力ですかね。
なので、1話読んでもハマりません。
各キャラの秘密を各話にちょこちょこと伏線として張っていて、読めば読むほど面白くなってくる漫画です。
この辺のキャラの設定の仕方と伏線の張り方は、ONE PIECEに似ているのかな。
ひょっとすると何の予習もなく、劇場版呪術廻戦0を観ても正直楽しめないかもしれません。
せめて単行本の1~6巻くらいまでは読んでおいた方が良いかも。
まとめ
劇場版呪術廻戦0、良かったです。鬼滅の刃の劇場版は、正直楽しめませんでしたが、劇場版呪術廻戦0は期待を上回りました。
ただ呪術廻戦の知識0で劇場版呪術廻戦0を観ても楽しめないかも。
劇場版呪術廻戦0を観る前に、まずは呪術廻戦の単行本で予習をしておくのがオススメです。
あ、呪術廻戦0巻は読まなくてもOK。
【アニメ】
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