神戸で開催中の借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展へ行ってきました。
開催場所は、神戸の兵庫県立美術館です。
借りぐらしのアリエッティはスタジオジブリの作品で、小人のお話のアニメ映画です。
自分はアリエッティの映画を観てないのでアリエッティのことはまったくわからないのですが、アリエッティの映画を観た子供からのリクエストで行くことになりました。
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展を開催中の兵庫県立美術館は、JRなら灘駅、阪神線なら岩屋駅が最寄駅となります。
借りぐらしのアリエッティにほとんど興味の無いまま借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展へ行ったのですが、これがなかなか良かった。
借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展は、ジブリアニメの借りぐらしのアリエッティの小人であるアリエッテイの住んでいる家を再現したセットとアリエッティの住んでいる家のセットを手がけた美術監督の種田陽平さんの作品の展示のイベントです。
家族連れや若者達のグループなどなど色んな人たちが借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展へ来ていて賑わってました。
ジブリのアリエッティの人気の高さにびっくりです。
特にアリエッティの住んでいる小人の家のセットは圧巻で、普通の人間が小人になったかのような大きさにセットが造られており、アリエッティの世界観たっぷりです(アリエッティの映画観てなくてもわかります)。
細かいところまで再現されてます。
アリエッティの住んでいる家の中には、巨大な草花のある庭を通って軒下の通風口の鉄格子から入っていきます。
リアル感たっぷりですね。
庭には大きなてんとう虫やバッタがいるので注意して観察してみてください。
中に入ると、アリエッティの部屋が覗けます。このアリエッティの部屋はまるでアリエッティが住んでいるかのようなリアル感です。
廊下を歩いていると、巨大なクリップがあったり、巨大な木の実やひまわりの種、大きな切手やシールなどが壁に貼られていたり。巨大なゴキブリが3匹天井を這っていたのには驚きです。
アリエッティの家族たちが集まるリビングも忠実に再現されてます。中に植木鉢で造られた暖炉があり、アリエッティの映画を観た人達が植木鉢の暖炉を見てざわついてました。
リビングにはロッキングチェアやソファが置いてあり、座ることもできるので、座って、じっくりとアリエッティの世界観に浸るのもいいかもしれません(他の人も座りたいと思うので、長いこと座るのはやめときましょう)。
更に進んでいくと、アリエッティのお父さんの仕事場があります。巨大な木工用ボンドがリアルで面白いです。
アリエッティのお父さんの近くの廊下の上を見ると、釘が打ってありました。アリエッティの映画ではここを通って「借り」に行くシーンがあるのだそうです。
最後も通気口の鉄格子を潜って終了です。
自分は映画を観ていなかったのですがそれでも楽しめました。借りぐらしのアリエッティのアニメを観ていたらもっと楽しめたでしょうね。
もちろん、アリエッティの映画を観ていた子供達は、ものすごーく 楽しんでました。
その後、種田陽平展になるのですが、こちらも、映画美術監督の凄さがわかって興味深く、楽しめます。
【兵庫県立美術館】
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)