杉山奈津子さんの「偏差値29からなぜ東大に合格できたのか」を読んでみました。
偏差値29からなぜ東大に合格できたのか (幻冬舎エデュケーション新書)
やはり、子供の心に限界を植え付けてしまったらダメですね。
著者の杉山奈津子さんは、高校生のときに、東京へ行って本を書きたいがため、なぜか東大に入ることを決心。
学年でビリに近い成績から、1年の浪人を経て、見事に東大に合格したという強者。
本書は、勉強のテクニックも書かれてますが、どちらかというと、成功するための思考、能力を伸ばすための方法に重きを置いてました。
本書を読んで一番感じたのは、子供に対して、無理とかできないとか言うのは禁句ということ。子供がやりたいと思っていることに対して、親がお前には無理とか言っていると、挑戦しない無気力な子供になってしまうとのこと。
そりゃそうですね。
一番身近な親がマイナスのことばっかり言っていたら、子供はやる気のない人間になってしまいます。
杉山奈津子さんが東大に合格したのは、自分の限界を決め付けなかったことでしょう。
更に自分はできると信じて勉強するから、モチベーションも上がるし、能率も上がる。
結局のところ、何事もやってみないとわかりませんからね。
諦めたらそこで終わり。
あと、これまで東大に入る人は才能に恵まれている人が多いと思っていましたが、努力もハンパないないらししいです。
才能だけではないようです。
本人は努力していると思ってないようですが。
東大に入るためには、自分は合格すると信じきること、成績を上げるために努力すること、効果的に勉強することが重要。
読み終えて、やる気さえあれば、誰でも東大へ合格できるような気がしてきました・・・。
【偏差値29からなぜ東大に合格できたのか(杉山奈津子)】