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プリズム(百田尚樹)多重人格の小説

引き続き百田尚樹さんの小説を読みました。

 


プリズム (幻冬舎文庫)

 

読んだ小説は、多重人格をテーマとした小説、プリズム

多重人格の小説は初めて読みました。

主人公の聡子が、多重人格の中の一人に惹かれていくというちょっと奇妙な話でした。

多重人格者に惹かれるとは意外な展開でした・・・

恋に落ちていく聡子のストーリーが進むのと同時に、多重人格という病気についてかなり詳細に説明されており、多重人格についての勉強もできるという、百田尚樹っぽい小説となっています。

永遠の0」を読んだ後は第二次世界大戦について、「風の中のマリア」を読んだ後はスズメバチの生態について、「夢を売る男」を読んだ後には出版業界の問題について、詳しくなれます。

百田尚樹小説の真骨頂というところでしょうか?

今回もなり気合を入れて多重人格について取材されたということが窺えます。

内容的には、これまで読んだ百田作品に比べると落ちるかな。ちょっと退屈な感じでした。

ところで、プリズムを読んで多重人格者っていうのは、あらためて不思議な病気だと思いました。

身近に多重人格者がいないのでよくわかりませんが、実際に多重人格者の人に合ったら狐につままれるような感じになりそうです。

多重人格は、幼児期に虐待を受けた際に自らを防御するために出てくるそうで、人間の脳はまだまだ未知の部分が多いですね・・・

 

【「プリズム」(百田尚樹)の取り扱い通販サイト】

 

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