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告白(湊かなえ) 引き込まれていきました・・・

映画化にもなったので噂には知っていたのですが、湊かなえさんの『告白』を今にして読んでみました。

 


告白 (双葉文庫)

 


『告白』については何の情報も知らず、著者の湊かなえさんの小説も今まで読んだことがなかったので、まったくの白紙状態で読みました。

『告白』を何で読もうかと思ったという理由ですが、湊かなえさんがメッセンジャー黒田さんのテレビに出ていたから。

面白そうな人だったんで、小説も面白いだろうと思ったしだい。

題名が『告白』だったんで、恋愛がテーマの小説と気軽に読んだのですが、まったく別物。
深刻な重い内容の小説でした。

 


 

内容は、自分の娘を結果的に生徒たちに殺された女教師が復讐をするといった話。

出だし、女教師がたんたんと生徒に話し始めるとこから始まるのですが・・・、「出だし退屈な話だなぁ、つまらんなぁ・・・」と読み進めて行くうちにだんだんとこの小説の面白さに引き込まれていきました。

キャラクターそれぞれの立場設定で、微妙に違った話が展開していく手法が『告白』の面白さを引き上げている感じ。

ラストは予想外の展開で終わり、かなり満足度は高かったです。

読み進めていくうちに何かの話に似ているなぁと思い、記憶をたどってみると、ドラマ『夜行観覧車』に似てる!

調べてみると、『夜行観覧車』の原作は湊かなえさんの小説でした。このドラマも面白かった。毎週楽しみに観てました。

 

【告白(湊かなえ)】

 

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