堀江貴文氏の「ゼロ」を読んでみました。
はじめは、「ゼロ」って何だろ?と興味だけで読み始めたのですが、非常に興味深い話が満載でした。
中身は濃いものの、サクっと読めます。
初めは、堀江貴文氏の自伝っぽい内容となっており、後半は堀江貴文氏の経験からの思考や仕事の哲学などを語った話になってます。
自伝は幼少の頃から東大在籍中に起業するまでの話。
世代が近いので、MSXとかPC8800のパソコンの名前を出て懐かしかった。
自分も当時パソコンが欲しかったものの手に入れることができず、ここで堀江少年は新聞配達をして購入したというから、やっぱり自分とは行動力が違うなぁと思った次第。
ちなみに、堀江家は、共働きの普通の家庭のようでした。若干、違うところもありますが。
表題の「ゼロ」ですが、ゼロは何もない状態の0のこと。
ここから何かを成し遂げようとしたいならば、まず1を足すことが重要。
0の状態から+1にし、更に、1を積み重ねることが肝心とのこと。
的を得ていると思います。何事もまずは1歩踏み出さないと始まらないですからね。
他にも、
- 小さな成功体験を積み重ねよう
- ノリの良さは知らずにチャンスに飛びつける
- お金から自由になる働き方
- 仕事を好きになるたったひとつの方法
- 通帳ではなく自分に貯金する
- お金ではなく自らの信用に投資する
- 成功するにはまずは挑戦が必要で、挑戦と成功をつなぐのは努力
などなど、仕事や人生に役立ちそうな話が散りばめられてました。
さすがぶ厚い人生を送られて来ただけある著者の濃い本です。
「ゼロ」が自分に今後どれだけ役に立つかわかりませんが、悩みが出たとき、子供が悩んでいるとき、また読み直してみようと思います。
【ゼロ 堀江貴文】