ドカベンを読みました。
やっぱり面白い野球漫画ですね!
ドカベンは説明するまでもない、水島新司先生の代表的な野球漫画です。
ドカベンには、プロ野球編やスーパースターズ編などありますが、今回読んだのは最も古い元祖の高校野球のドカベンです。
今更ながら、何でドカベンを読んだのかというと、特に意味はないのですが、子供の頃に読めなかったので、読んでみようと思っただけです。
初期のドカベンは週刊少年チャンピオンで、1972年から1981年に連載されてました。
当時の週刊少年チャンピオンは、ガキデカ、ブラックジャックなどが連載され、週刊少年チャンピオンの黄金時代だったと思います。
ただ子供の頃はお金がないので漫画の本は毎週買えないんですよね。たまに病院やお店に置いてある週刊少年チャンピオンを読んではいましたが。
そこで、今回、思い出したようにドカベンを読んで見ました。そして、他の水島新司の野球漫画も読んで、大甲子園を読むのが最終目的です。
ドカベンは古い漫画ですが、まったく古さを感じさせません。
古い野球漫画は魔球を投げるピッチャーが主人公の漫画が多いと思いますが、こちらのドカベンはキャッチャーの山田太郎が主人公で、山田太郎のキャッチャーの視点から読めるので、ちょっと他の野球漫画にはない面白さがあります。
またサブキャラの岩鬼や殿馬など個性的なキャラクターが多く、ドカベンを盛り上げてます。能天気な岩鬼の存在はドカベンの漫画では重要なキャラクターだと思います。
ドカベンには、コミック版(1~48巻)、文庫版(1~31巻)、豪華版(1~21巻)とあるようで、文庫版を1~10巻まで読んで、続きを豪華版で読みました。
残念なことに、豪華版はかなりの話を省いてあるようです。
いつの間にか、横浜学院のエースの土門が登場していたり、微笑三太郎が明訓高校に登場していたり、柔道時代のライバルがライバル高の投手として登場したりして、ちょっと解せない編集内容になってます。
じっくりとドカベンを楽しみたい方は、完全版のコミック版や文庫版を読むのがいいと思います。
自分も完全版のドカベンを読み直す予定です。
大甲子園にたどり着くのはだいぶ先になりそうです。