山田貴敏の漫画、Dr.コトー診療所。
離島で奮戦する医師の漫画で、笑えて泣け、感動できる漫画です。
このDr.コトー診療所はもともと週刊ヤングサンデーで連載され、週刊ヤングサンデーの休刊に伴い今はビッグコミックで連載されているとのこと。
Dr.コトー診療所はドラマでも放映されていたので、ご存知の方も多いですが、原作である漫画の方がやっぱりいいです。Dr.コトー役の俳優はちょっと私のイメージには合いません。
Dr.コトーはかなり腕のいい天才的な外科医なのですが、いろんなしがらみなどがあり、離島の古志木島へやってきます。
はじめは島の住人から信用されず、苦労するのですが、色んな事件を通して徐々に島の住人達と打ち解けていきます。
その辺りが、泣けたり、笑えたり、感動したりで、あっという間に、す~~と読めてしまいます。
Dr.コトーのリアル感ある手術のシーン、医学の専門的知識には、山田貴敏の漫画の取材力に脱帽します。1000万部以上も売り上げた理由がわかります。
ちなみに、Dr.コトーのモデルは、鹿児島県の下甑島(現薩摩川内市)の下甑手打診療所にて30年間離島医療に携わってきた瀬戸上健二郎医師とのこと。
このDr.コトー診療所は、2004年には第49回小学館漫画賞一般向け部門を受賞したそうです。
面白度:★★★★★☆
リンク