もともと地頭があったから慶応大学に受かったんじゃないかと疑いながら読んだ本、坪田信貴先生の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話（単行本版）」。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
読み終わった後、もともと頭が良かったとかは重要じゃないと思ったしだい。
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」は塾講師の坪田信貴先生が書いたノンフィクション小説。
内容を簡単に書くと、学年で成績が最下位だった高校生の主人公のさやかさんが、1年で40偏差値を上げ、目標の慶応へ合格するといった話。
世間では典型的な落ちこぼれと呼ばれるようなギャルが、塾講師の坪田先生と出会ったことで、勉強に目覚め、ついには超一流大学の慶應義塾大学への合格を果たすという映画や漫画のようなストーリーです。
なので、さやかさんは元々頭が良く、勉強が追いつき受験に成功したんじゃないのかと思ってました。
この本を読んで感じたことは、一流大学の受験に合格するというのは、子供の頭が生まれつき良いと悪いとかは全く無関係で、結局は子どもの置かれている環境によるんじゃないかと思わせます。
主人公のさやかさんも坪田先生に出会うことがなければ、どんなに頭が良くても慶應には受からなかったでしょうし、そもそも受験勉強なんてしなかったと思われます。
子どもには、親や指導者がホントに重要なんだなと改めて思い知らされました。
子育ては難しいですけどね。
子育てに悩んでいる方や受験を控えている子どもがいる方など、一度読んでみると色々と参考になることでしょう。
ちなみに「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」には単行本版と文庫版があります。
今回読んだのはストーリー部分に特化した文庫版。
文庫版は受験メソッドなどの実用情報が大幅にカットされているため、実用テクニックやメソッドを知りたい方は単行本版を読んだ方がよさそうです。
【学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話】
