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騙されないように「ダマされない技術」を読んでみた

詐欺師など、油断していると悪い人から騙されてしまいそうな今日この頃。

そんなわけで、騙されないように、間川清弁護士の「ダマされない技術」を読んでみました。

 


ダマされない技術

 


「ダマされない技術」は、弁護士の経験をもとに、悪い人に騙されない方法を大きく7つにわけて紹介されていて、非常にわかりやすい。

これを7つの盾として書かれてます。

7つの盾は以下の通り。

  1. ダマされる人の心理法則を知る
  2. ダマそうとする敵の戦略を知る
  3. ダマされないための心構え
  4. ダマす相手への反撃方法
  5. ダマされてしまった場合の対処方法
  6. ダマされないための予防方法
  7. ダマされないための法律知識

騙される人の心理状態を知っておき、騙そうとする悪い人のダマしのテクニックを知り、騙されないための心構えを知っておき、騙されそうになった場合のために騙す相手への反撃方法を知っておく。

それでも騙されてしまった場合を想定し、対処方法を知っておき被害を最小限に縮める。

また、そもそも騙されないように、予防方法と法律知識を知っておく。

この7つの盾を知っておけば、騙される可能性は低くなり、もしも騙されても慌てず、損害を広げないことができます。

知っているのと知っていないのでは大違いですからね。

自分だけではなく、夫や妻、親や子供など周りの人が騙されないように気をつけることもできます。

「ダマされない技術」は経験豊富な弁護士が書いている本なので、実際にあった事件や出来事を例にあげて書かれているのでとてもわかりやすいのが特徴。

実際にあった振り込め詐欺、訪問販売詐欺、妊娠詐欺、ネットワークビジネス詐欺などが書かれていて、その騙された原因や対処方法が書かれていて参考になりました。

それにしても世の中にはいろいろと人を騙す方法が豊富にあるんですね。

あと、詐欺とは関係しませんが、ニートの息子を独り立ちさせた事例が紹介され、ニートで悩む人に大変参考に相談例だと思いました。

自分はコントロールできるが相手はコントロールできないということがキモ。

ニートの息子に対して親があれこれ言っても息子は行動することがないので、息子に3ヶ月の猶予を与えて家を引き払い、親は別の家を借りて住むことにし、経済援助もまったくしないようにしたそうです。

そうしたところ、親の本気度を感じた息子は紆余曲折ありながらも定職について自立したそうです。

これは騙されないための予防法の一つとして紹介されていて、「他人はこうしてくれるだろうな」と他人に期待すると騙されてしまうということ。

「他人は自分の思っている通りに行動してくれない」ということを前提として自分が行動し、他人に期待する人は騙されやすいとのことです。

「騙された!」となると、経済的なことだけでなく、精神的にも辛い。周りにも心配や迷惑をかけてしまいます。

世の中いい人ばかりでなく、他人を騙す人も多いので、騙されない技術を身につけ、騙されないのが一番ですね。

 

【ダマされない技術 間川清】

 

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