堀江貴文さん著の拝金と言う小説は、初版は2010年くらいとちょっと前の本なんですが、ちょっと気になったので読んでみました。
堀江貴文さんの小説 拝金は、堀江貴文さんが社長をしていたライブドア時代までの体験をもとにしたような内容。
普通の貧乏な一般人だった主人公(モデルは堀江貴文?)が、オッサンの力を借りて億万長者になるサクセスストーリーが面白い。
近鉄バッファーズを買おうとした話や、当時としては衝撃の、ラジオをニッポン放送を買うことでフジテレビの大株主となろうとした話も載ってます。
ライブドアの社長時代の六本木族だったころの華やかな暮らしぶりも一般人ではなかなか知ることのできない裏話も読めます。
どこまで本当の話かわかりませんが。
プロ野球やテレビ局の利権の話もなかなか興味深い話です。
100%リアルな話ではなく、フィクションも盛り込まれていると思いますが、かなりリアルな感じの話となってます。
この拝金もさらっと読めました。
業界で権力者を敵にまわして戦うことは、なかなか難しいのだなと考えさせられました。
拝金を読んで、日本の政治や経済の構造がなかなか変わらないのが理解できました。
漫画版の拝金もあるみたいですね。