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木内一裕の小説 キッド

ビーバップハイスクールの漫画家の木内一裕先生が小説も書いているんですね。

以前、ピースの又吉直樹さんが笑っていいとも(増刊号?)で、木内一裕先生のキッドと言う小説が面白いと紹介していたので、早速、読んでみることに。

 


キッド (講談社文庫)

 


そこまで期待してなかったのですが、これがなかなか面白い。

ビーバップハイスクールのようなヤンキーが主人公の小説ではないです。

キッドは、ビリヤード場を経営する主人公の石川麒一がひょんなことから、事件に巻き込まれていくストーリー。

主人公が何度もピンチになるのですが、かなり頭がきれ、肝の据わった主人公で、ことごとくピンチを乗り越えていきます。

敵との駆け引きがワクワクさせてくれます。

ストーリーの展開は早く、スッと読めます。

普段、漫画ばっかりで字の多い小説を読まない人でも、キッドなら最後まで読めると思います。

それにしてもキッドと言う本の題名は、結局どんな意味があるのかわからなかった。

 

 

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