読んだら忘れたくないので、樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」を読んでみました。
本をせっかく読んでもすぐに忘れてしまうので・・・。
著者の樺沢紫苑(かばさわしおん)さんはこんな方。
精神科医、作家
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。精神医学の知識、情報の普及によるメンタル疾患の予防を目的に、メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計30万人以上のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。
(Amazon 著者ページ 樺沢紫苑より)
「読んだら忘れない読書術」全体的な印象ですが、肝心の読書術に関する部分は1/3くらいの感じ。
1/3は読書の必要性や読書によって得られること、あとの1/3は本の選び方が占めている感じ。
それはそれでタメになりますけど。
「読んだら忘れない読書術」のキモは、本を読みながらメモを取ったり、マーカーを付け、本の内容を人に話したり勧めたりし、更にTwitterツイッターやFacebookに感想や気づきを書き込むこと。
インプットしてアウトプットすることで忘れにくくなるという方法でした。
なるへそ。確かに記憶に残りそう。
実践するにはパワーが必要ですけど。
特に読みながらメモ取るってのは自分には厳しいかなぁ。
次が気になってメモする時間が惜しい。
機会があったら試してみようと思います。
後半部分の「本の選び方の方法」は結構参考になります。
どんな本を読んでいいのかわからない人は参考にしてみては。
他にも電子書籍にも触れられてました。
電子書籍は電子書籍リーダーだけでなく、タブレット端末やスマホでも読めるので持ち歩きに便利。
隙間時間に本を読むにはもってこいです。
「読んだら忘れない読書術」、期待していた読書術とはちょっと違いましたが、ただたんに読むだけでは記憶に残らないということがわかりました。
読書術の他にも樺沢紫苑さんの他の情報がたくさん読めましたので、読んで損はしないと思います。
Amazonなどのレビューもご参考に。全体的には高評価ですが、やっぱり賛否両論あるみたいです。
【読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑)】