お得ということで、巷ではふるさと納税が流行っているようですね。
こないだテレビでもふるさと納税のお得な情報を紹介していたので興味がわき、この金森重樹さんの「100%得をするふるさと納税生活」を読んでみました。
「100%得をするふるさと納税生活」の感想ですが、ふるさと納税のど素人に最適なふるさと納税の本だと思いました。
ふるさと納税に興味の無かった金森重樹は、ふるさと納税はお得ということで興味を持ち、専門家の手や時間をかけて調べ上げ、ふるさと納税を始めたそうです。
調べるのにかなり苦労したそうで、一般の人も気軽に使えるふるさと納税のガイドブックがあれば便利なのにということで、この本を執筆することにしたのだとか。
なので、未経験者からすでにふるさと納税を実行している人にも役にたつ構成になっています。
ふるさと納税は、自分のふるさとだけに納税できるというのではなく、どこにでも可能で、ふるさと納税先の自治体から特産品や宿泊券などをもらえることがあります。
なにも貰えない自治体もあるので、得したいなら、特産品などを贈ってくれるサービスのある自治体にふるさと納税するのがポイントです。
実はふるさと納税は税金ではなく、寄付という形。寄付すると、自分が納めた税金が控除される仕組みになっていて、もらった特産品と控除金でお得に生活できるということです。
なのでふるさと納税で得するには、サラリーマンでも確定申告が必要。この確定申告が面倒で敷居が高い原因となってますが、この本では確定申告の例が載っているので心強いです。
各自治体のサービスはバラエティに富んでいて、魚をさばける人が家庭にいないのに新鮮な魚をもらったり、蟹を大量にもらって食べ切れなかったりと、もらっても困ることもあるので、ふるさと納税先はよく吟味した方が良さそうです。
「100%得をするふるさと納税生活」では、金森重樹さんの経験に基づいた「種目別ふるさと納税おすすめガイド」が記載されているので、ふるさと納税先選びにも便利だと思います。
貰うなら、やっぱりお米とか高級お肉がいいですね。
鳥取県のサーロインステーキや山形県白鷹町の米沢牛、北海道上士幌町の十勝ナイタイ和牛(すき焼き用)などは贈って欲しいですねぇ。
山形県山辺町の佐藤錦(さくらんぼ)や宮崎県綾町の太陽のたまご(マンゴー)も魅力的です。
温泉などの宿泊券のサービスも楽しめそう。
ふるさと納税で貰えるものってホントいろいろあるんですね。
お得に特産品をゲットしたい方、一度この本を読んで挑戦してみては。
【100%得をするふるさと納税生活 金森重樹】