ほとんど少女漫画は読まないんですけど、美内すずえのガラスの仮面!コレははまりました。
「ガラスの仮面」は1975年に連載スタート。
なんと、いまだに未完の大作漫画。
1975年連載スタートなので、1巻はテレビがダイヤル式になっていあたりして昭和の臭いがプンプンし、後半には携帯電話(ガラケー)が普通に出てきて漫画の中の時代の世界の時間の進み方に、少し笑えます。
ガラスの仮面とは・・・
貧しい家庭で育った主人公の北島マヤが、大女優の月影千草にその女優としての才能を見出され、演劇の世界に入り、かつて月影千草が演じた幻の舞台「紅天女」の主演を目指すといっや内容。
北島マヤの天然ぶりと天才ぶりとのギャップが、魅力的。ライバルとして登場する姫川亜弓が、大監督と大女優の娘で幼い時から演技の才能を謳われる才媛として対照的に描かれ、更に北島マヤの天賦の才を際立たさせています。
ストーリーの中で圧巻だったのは、劇団つきかげの劇団員が劇場に間に合わず、一人芝居を始める北島マヤ。もともと一人で演る舞台劇ではないのに、一人芝居で観客を魅了する姿に痺れました。
あと、北島マヤと速水真澄とのやりとりがいくつもありますが、コレ、毎回、除魔って思うんですけども、この北島マヤと速水真澄とのやりとりがないと、ストーリーも盛り上がらないんでしょうね。
すでに物語りは「紅天女」の上演をかけて、北島マヤと姫川亜弓がバチバチに火花を散らして最高のヤマ場に達しているんですが、49巻で止まっているのは残念。
だし、 2015年11月26日に発売された「別冊 花とゆめ」1月号の口絵に
”50巻ただいま描いています、お待ちください!”
と美内すずえ先生のメッセージがあったようです。
「ガラスの仮面」50巻楽しみですね!
*追記:いまだに50巻出ませんね・・・。
【ガラスの仮面(美内すずえ)】