夢枕獏さんの『秘伝「書く」技術』という本を読んでみました。
プロの作家の書く技術とはいかなるものかを期待した次第。
全体的な内容はというと、夢枕獏さんがどのようにして小説を書くのかといった内容でした。
小説のアイデアは、カードに書いていくそうです。
アイデアが出なくなったときに、このカードを並べていくとストーリーが出来ていくのだとか。
こんな方法があるんですね。
本を読み進めいくと、なんか自分でも小説が書けるような気もしてきましたが、アイデアがあっても深い内容にしたり、ストーリーに肉付けしたり、リアリティを出すための取材がやっぱり大変そう。
取材って重要なんですね。
小説書くのは当然ながら甘いものではなさそうです。
『秘伝「書く」技術』では、人気小説の「陰陽師」、「大江戸恐竜伝」などの誕生秘話なども書かれていて、実に興味深い内容も多かったです。
といいながら、今まで夢枕獏さんの小説は読んだことないんですよね。
これから、夢枕獏さんの小説を読んでみようと思います。
【秘伝「書く」技術(夢枕獏)】