手塚治虫の0マン(ゼロマン)という漫画を読んでみました。
0マンは、1959年から1960年までに週間少年サンデーで連載されていた手塚漫画です。
古い漫画です。
0マンとはヒマラヤ山脈の奥地に住む生物で、人間とは別の進化をたどった高等生物。
科学技術が人間より発達していて、運動神経や体力も人間より優れているという設定。
毛がふさふさしているので、ヒマラヤの雪男は0マンということに漫画の中ではなっています。
ちょうどヒマラヤの雪男が話題となった頃なんでしょうか?
主人公の0マン、リッキーは赤ん坊の頃、インドの奥地で日本兵に拾われ日本に連れてこられます。
ちょっと強引な設定です。
0マン最高権力者が人類滅亡を企て、電子冷凍機を使って地球全体を氷河期のように寒冷化するのですが、これに対してリッキーとリッキーの仲間達などが0マンと戦うと言うのが大まかなストーリーです。
昭和の戦後の漫画っぽい感じは否めないです。
強引な設定のストーリー展開や、ここでこの笑い必要という手塚作品らしいギャグが盛り込まれていて、古い漫画という感じでした。
手塚治虫の代表作品のブラックジャックやアドルフに告ぐ、火の鳥に比べると、漫画のレベルはかなり見劣りしますね。
それほどオススメできるような漫画ではありませんでした。
まぁ、最後まで読めましたが。
【0マン(手塚治虫)に関する情報】