2014年のNHK大河ドラマ、軍師官兵衛。
個人的には、今まで観た大河ドラマの中で一番面白かったかもしれません。
軍師官兵衛は、戦国時代の名軍師、黒田官兵衛(黒田如水)の生涯を描いた大河ドラマ。
黒田官兵衛を演じるのは岡田准一。
戦国時代のドラマと言えば、有名な戦国武将を主人公とし、軍師などはサブキャラとすることが多い中、今回、豊臣秀吉の軍師の黒田官兵衛を取り上げたのは非常に興味深かった。
内容はと言うと、真実は別として、同時代に活躍した各戦国武将の人間性や戦いにおける官兵衛との駆け引きが上手く表現されており、かなり面白かった。
特に、荒木村重が織田信長に恐怖を覚え裏切っていく様子、豊臣秀吉が名君から暴君へと移っていく様、上手く描かれていたと思います。
生前の竹中半兵衛と黒田官兵衛とのお互いに相手を敬うやり取りにはグッと来ました。
徳川家康がラスト付近までかなり悪党面で演出されていたのには笑えましたが。
関ヶ原の戦いが始まる直前、隠居している黒田官兵衛が九州で立ち上がり天下を目指す件はワクワクしました。
実際、関ヶ原の戦いが長引き、戦いで消耗した徳川軍が、黒田官兵衛率いる九州軍と激突していたらどうなったんでしょうね。
2015年の大河ドラマは幕末の吉田松陰(伊勢谷友介)の妹である文を描いた「花燃ゆ」。
戦国時代でないのがちょっぴり残念ですが、今年も観ていきたいと思います。
2016年の大河は、真田幸村を描いた「真田丸」。こちらも楽しみにしています。
【軍師官兵衛 大河ドラマ】
リンク