東大教授はどんな勉強法で勉強をしているのか、気になりまして、柳川範之教授の「東大教授が教える独学勉強法」と言う本を読んでみました。
一言で感想を言うと、試験のための勉強のテクニックではなく、長い人生に役にてるための勉強法という印象。
柳川範之教授は、もともと東大出身ではなく、慶応義塾大学経済学部の通信教育課程をシンガポールで受け、卒業されたそうです。
なので、受験勉強をしたことも、模試をを受けたこともなく、独学で勉強をしたので、独学が身についたとのこと。
受験勉強や資格試験の勉強方法を知りたいと期待して読むと、期待外れです。
36ページに書かれてますが、
「答えにない問いに自分なりの答えを見つける勉強法」
を身につけて欲しいという願いから、書かれた本とのこと。
人生、正解のないことだらけ。
答えのない問題に対して自分なりに答えが出せれば、仕事はもちろんのこと、子育て、老後など、人生のいろんな場面で役にたつということです。
本を読むときは、素直に読むのではなく、疑問を持ちながら読むことが重要とのこと。
一度はさーっと読んで、二回目に疑問を投げかけながら読むのがコツだそうです。
本を読むのにちょっと時間がかかりそうですが、試してみようかな。
他にも、勉強の真髄が習得できる勉強法が書かれていました。
ちょっと奥が深い勉強方法なので、習得するには何度も読んで実践する必要がありそうですが・・・。
【東大教授が教える独学勉強法 柳川範之】